***シロアリの生態***

シロアリは、女王と王を中心とした集団(コロニー)で生活し、住居や建築物などの木材を栄養源として生きています。

 女王アリ⇒ 交尾・産卵に専念 
 働きアリ(職蟻)⇒ コロニーの90〜95%を占める。
餌の採取・巣の構築、修理・女王や王・幼虫・兵隊アリ(兵蟻)に食物を与える。
 兵隊アリ(兵蟻)⇒ 発達したコロニーに2〜3%程度存在する。
外敵からの防衛をする。

 

頭の大きい方が兵蟻
頭の小さい方が働き蟻

 

 

***黒アリとシロアリの違い***

私たちの住居を食い荒らすシロアリは、よく庭や道路で見かけるアリ(黒アリ)とは名前や形・大きさなどは似ていますが、全く違った種類の昆虫です。

シロアリの羽アリを黒アリの羽アリだと勘違いされている方も多いのでは?
ここでは、シロアリの羽アリと黒アリの羽アリの違いをご紹介します。

図 

 シロアリの羽アリ


黒アリの羽アリ


 触角

 数珠状で直線的

くの字型 

 羽

 前ハネと後ハネの
大きさが同じ

前ハネ⇒大きい
後ハネ⇒小さい 

 形状

 ずん胴
(くびれがない)

腰の部分でくびれ
3つに分かれている 


シロアリは世界中に約2000種類もいると言われ、その中でも日本には10種類のシロアリが生息しています。このうち、家屋などの建築物に被害を与えているのは、主にヤマトシロアリイエシロアリの二種類です。

***シロアリの発生時期***

4月中旬頃から、雨上がりの蒸し暑い日の昼間、黒っぽい色をした無数の羽アリが建物から這い出してきて次々飛び立って行くのを見かけます。これがヤマトシロアリの巣立ちです。コロニーが大きくなるとこのように巣立ちをした羽アリたちが新しいコロニーを形成します。 イエシロアリは7月頃の夕方から夜間にかけて群飛し、主に灯火に集まります。

ヤマトシロアリ:4月末〜6月中旬頃

イエシロアリ:7月中旬〜8月中旬頃

※ただし、気候(気温や降雨量など)によって変化があるため年によって多少のずれがあります。

***シロアリの好きな場所***

★日当たりの悪いところ(光を嫌うため)

★湿気が多いところ

★暖かいところ

★風通しの悪いところ
家屋の中では浴室や台所の床下などがシロアリの被害にあいやすいので、要注意!! 

***シロアリ被害は?セルフチェックポイント!!***

   蟻道
 陽の当らない床下・屋根裏などに蟻の通り道がないか?

   蟻土
 木材の割れ目や継ぎ目に排泄物や土砂を運んで詰めたり、盛り上げたりしたものはないか?
 シロアリは、日光と乾燥に極めて弱いため、土中や木材の中以外の明るいところで行動する場合、蟻道や蟻土(木くず・土粒やフンを分泌物で固めて作った茶褐色のトンネル状の通路)を作ります。基礎コンクリートの表面などを調べて、これらがないかチェックします。
    
建物の被害
 ふすまや障子の建てつけが悪くなっていないか?
 また、歩くと沈むようなところはないか?
 シロアリは堅い木材よりも柔らかい木材を、秋材より春材を、芯材より辺材をそれぞれ好みます。嫌なところだけ食い残すため、はっきりとした食痕=食いあとがあります。木材の表面を薄く残して、内部を食害するため、表面を押してボコボコねこむようなら、ドライバーのようなものでほじって調べます。また、柱などの内部が食われて空洞になっている場合、表面をたたくと空洞音がします。こんなことも要注意事項です!
   羽アリ
 建物の周囲に散在した羽アリを見つけたら要注意!!
 その他:床下によく建築時の残材や木辺が捨て置かれています。
このようなものはシロアリにとって絶好の食物です。食痕や空洞音を調べてみましょう。

 

 


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